銀座眼科のレーシックの記事が再燃しているようなので、
久しぶりにブログを書いています。
銀座眼科の溝口院長が逮捕されたという記事には、私も心を痛めています。
溝口院長はS大学出身ですが、
私と同じ自治医大の眼科の医局にも籍を置いていたこともあり、
とても人ごととは思えません。
レーシックの手術自体が、健康な人の目を手術するという近寄りにくい手術であるため、
何か起こったときにはトラブルになるのは必須です。
加えて、10万円以下の料金でどんどん数をこなすというのは、
お金のために手術をしているようでとても私には考えられないことです。
私が、レーシック手術に慎重なのは、
高額な手術器械を導入した場合、
手術件数を一定数以上にしないと維持できない
といった経済環境が嫌だというのも要因のひとつです。
レーシック手術は、うまくいけば大変患者さんは感謝しますが、
正常の組織にメスを入れる手術であることを忘れないように。
私がこの手術をすることは将来的にもないと思いますが。